矯正歯科治療のエキスパート・矯正歯科専門医について

矯正歯科の専門医について

トップページ>子供の歯並び治療・素朴な疑問>矯正歯科の専門医について

矯正歯科専門医とは?

学会の「専門医」試験に合格した歯科医師です

歯科医師資格を持つ者であれば誰でも「矯正歯科」の治療をおこなうことができますが、矯正歯科は非常に高い専門性を要し、また、知識や経験が豊かであることが必要とされます。
矯正歯科専門医とは、矯正歯科の水準向上を目指して日本矯正歯科学会が2006年に創設した資格です。合格率わずか40%(第3回試験)という難度の高い試験に合格しなければ取得できません。

2009年1月現在の矯正歯科専門医

2009年1月現在の矯正歯科専門医

より高度な専門性を持つ資格です

「専門医」制度は、より高度な臨床技術と学問的知識の向上を目指し、国民の健康と福祉に貢献することを目的としています。まずは「認定医」(5年以上の臨床経験・臨床に関する報告の発表義務・5年ごとに更新が必要)の認定を受け、認定医として10年の経験を積んでから初めて「専門医」の試験を受けることができます。
もちろん専門医も5年ごとに更新となりますので、症例を報告して審査に合格するために研鑽を続けています。

矯正歯科専門医の“経験”と“実力”

治療経験が豊富な矯正歯科医です

矯正専門医試験に合格するためには、認定医としての10年以上の経験の他、課題に沿った治療例を報告して審査を受けなければなりません。
専門医試験に求められる症例の課題は非常に細かく多岐に渡るため、治療経験が少ない矯正歯科医では、課題に沿った症例を治療したことがないということもあります。「専門医」であるということは、多くの患者さんが来院し、豊富な治療経験がある矯正歯科医だということです。

治療結果が良好な矯正歯科医です

審査のために提出する課題症例は、治療開始から終了時、治療終了後2年経過した状態まで細かくチェックを受けます。治療結果が良好でない症例があれば、もちろん不合格となります。
長期間の経過(1症例につき4~5年)を見ることができ、かつ治療結果が良好な症例を複数提出できる矯正歯科医(=実力が伴っている矯正歯科)でなければ、専門医の資格を得ることができません。

患者さんとコミュニケーションが取れている矯正歯科医です

矯正歯科専門医試験に提出する症例は全て、患者さんの同意を得ることを義務づけられています。試験に使用することを患者さんまたは保護者の方に説明し、同意書をいただかなければ、試験を受けることができません。
専門医は、矯正歯科治療の技術の高さだけではなく、患者さんや保護者の方との良好な信頼関係を築けていることも求められます。医療に携わる者としての倫理観を持ち、患者さんとしっかりとしたコミュニケーションが取れる矯正歯科医であることも、専門医としての条件となります。

専門医試験に提出する資料

矯正歯科専門医試験の際に、症例ファイルと口腔内模型を提出します。
症例ファイルは、顔面・口腔内写真、治療前後のレントゲンの分析データ、症例の特徴や治療経過などの詳細な資料を課題症例ごとにまとめたものです。口腔内模型は、矯正歯科治療前と治療後、および保定観察終了時のものを提出します。

信頼できる矯正歯科医院を見つけるために

お子さんの歯は、ご自分の歯以上に大切なものだとお感じのことでしょう。お子さんの歯や歯並びを任せられる矯正歯科医院を探すことは、簡単なことではないと思います。
矯正歯科の担当歯科医師が常駐している歯科医院、治療や費用についてきちんとした説明をしてくれる歯科医院など、矯正歯科医院を選ぶポイントはいくつかありますが、日本矯正歯科学会認定の矯正歯科専門医であることは、保護者の方にとって信頼できる矯正歯科医院を見つけるためひとつの基準となるのではないでしょうか?
まずは、お近くの矯正歯科医院で詳しくご相談されることをお勧めします。